英語学習で三日坊主になってしまう理由と、継続していく方法について

英語一般

英語学習を始めたんだけど、三日坊主に終わっちゃうんだよなぁ・・・。

英語学習を三日坊主に終わらせない方法ってないのかしら?

「英語学習を始めよう。」と思って、最初は頑張っても、三日坊主になってしまうことってよくありますよね。実は私も、40歳になるまでは、「英語を勉強しよう」と思ったことが何度もあったんですが、その都度、挫折して3日坊主になっていました。40歳を過ぎてから継続できるようになりました。

「なぜ、40歳までは三日坊主になってしまって、今は英語学習が続いているのか」が最近になってわかってきましたので、今回はこの「三日坊主になってしまう理由と、それへの対策法」について紹介したいと思います。

三日坊主になってしまう理由

「三日坊主になるか、ならないか」が「英語ができるようになるか、ならないか」を決めているといっても過言ではありません。ですので、三日坊主にならない方法がわかれば、勉強法さえ間違わなければ英語ができるようになるということです。

若いときに、英語学習が3日坊主に終わってしまった理由について、紹介したいと思います。

モチベーションが明確化できてなかった

当時の私は、「英語ができるようになりたい。」とは思ってました。英語ができれば、いろんな人と会話できるし、これからの社会では、英語が重要になると思ってました。なので、「英語を勉強する必要はある。」と思ってました。

今から考えると、このモチベーションは、まったく抽象的で、これだと英語学習を継続するためのモチベーションとしては具体的ではないと思います。

今の私は、

  • 2021年の〇〇の国際会議で発表してやる!
  • △△の試験に、2020年何月までに合格してやる!
  • 大学院に絶対合格してやる!

と、だいぶ具体的な目標を掲げるようにして、「それが実現して、とても達成感を感じている未来の自分」を強くイメージするようにしています。

これは、誇大妄想でも良くて、自分がそう思い込めるかというのが非常に重要だと思います。

「絶対に〇〇の国際会議で発表するんだ!」と念じて、それを達成した自分を思い描いたりしたけども、会議そのものに参加できなかったということは何回もあります。

それでも、残念だと気落ちするのではなく、そう思えたことで、英語力をこれだけ向上できたんだと考えることで、前向きに、英語を学習してくることができました。

ですので、妄想でも何でもいいので、このような具体的目標を立てて、それを実現した自分をイメージするという作業が、今の私にはとても重要だというのがわかりました。

1人でやろうとしていた

若いときは、私は1人で英語学習をやろうとしていました。当時から、「いきなり英会話教室に行っても仕方ない。英会話は練習試合だ。」と考えていたので、まずは1人で学習を始めようとしてしまっていたんですね。

40歳になったときに、会社の英語講習会があったのですが、これに参加してから、英語学習が続けられるようになりました。

そういう経緯もあり、この講習会が終わってから、会社で「英語クラブ」を立ち上げました。

これは、毎週水曜日の定時後にみんなで集まって、英文法を教えあったり、英語でフリーディスカッションをやるというクラブだったのですが、モチベーションの維持にはかなり効果的でした。

英語とは関係ないのですが、私はシミュレーション技術者をやってまして、会社で「シミュレーション技術研究会」というのを始めたんですね。

最初は集まってワイワイ楽しくやっていたんですが、そのうち、参加者も増えてきて、「そうだ、みんなで資格をとってみよう。」という話になりました。

おそらく、1人で勉強していたら、資格を取得するという話はでなかったと思うんですよね。みんなで集まると、ライバル意識とかもあって、みんな、かなり勉強するようになったんですよね。

そういう意味で、みんなで学習するというのは、継続の手法としてはとても良いと思います。「英会話教室は、英文法と単語をある程度覚えてから」という内容の記事を以前に書いたのですが、「一緒に継続するための友達・環境をつくる。」という狙いで参加するのでしたら、英会話教室に通うのもとても有効的な方法だと思います。

短期的な成果を追い求めてしまっていた

今から思えば、若いころは、英語は、もっと短期的にできるようになると思ってました。「三か月一生懸命勉強したのに、TOEICで30点しか上昇しなかった。もう、やめよう。」とか、そういう感じだったんですね。

今は、おそらく、TOEICの点数が下がってしまっていても、「まぁ、こんなときもあるさ。」ぐらいしか思わないと思います。

TOEICなどの試験を受験していて、このように言ってしまうはどうかとも思うんですが、「TOEICの点数なんかよりも、英語学習を継続すること」のほうがずっと重要なんですね。

英語学習さえ続けていけば、一時点数が下がっても挽回できますし、学習法を見直す良い機会になったぐらいに思っておけばいい話ですよね。

英語学習においては、結果よりも過程(継続)が重要」というのだけは、覚えておいていただければと思います。

英語学習をしなければならない環境を作り出せてなかった

今は、会社でも英文を扱う仕事を作り出したりして、英語学習時間以外にも、英語に触れる環境を少しずつ作れるようになりましたが、若いときはこれができてなかったと思います。

TOEICの狙っている点数なども、同僚や上司に先に申告してしまって、「やらざるを得ない環境」を自ら作り出す努力も足りていなかったと思います。

私は、今、とある大学の大学院でシミュレーション技術を学んでいますが、教授には「恥ずかしい点数は出せないので、TOEIC900点以上は取得しておきます。」と宣言してしまってました。

ふつうの人は、「できなかったらどうしよう。」と考えてしまうと思いますし、実は私もそのようには思ったんですが、宣言することによって「頑張らざるを得なくなる。」んですよね。

まとめ

英語学習が三日坊主になってしまう方は、「どうやったら、三日坊主にならずに済むか。」を必死に考えるのが重要と思います。

私は試行錯誤して、その時には40歳を迎えてしまってましたが、それでも、昔、何度も三日坊主になった経験があったおかげで、「何とか、三日坊主にならずに済む方法」を考えて実践した結果、英語学習を継続できるようになりました。それが、

  • モチベーションの明確化
  • 仲間をつくる
  • 長期的に考える
  • 環境を作る

だったわけです。おそらく、これは私の性格的な問題とも関わってくるので、みなさんが上記のことをやっても、英語学習を継続できないかたもいるでしょう。つまり、色々試行錯誤して、継続できる方法を考え続けて、それを試してみることが重要と思います。

一つ言えることは、「楽しくないと続かない」というのは真実と思います。私は、「できるようになった自分」を想像するのがとても楽しく、実際に海外の技術者と話ができるチャンスもあって、そういうのがとても楽しかったので、英語学習が継続できたと思います。

どうやったら、英語学習が楽しくできるか、そういうことを考えるのも、実は英語学習の楽しみの一つなのではないかと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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