
どのぐらいの英語力があれば、添乗員なしで海外旅行に行けるだろうか?

実際の体験談を聞かせてほしい!
このように思われている方もいらっしゃるかと思います。
前回の「添乗員なしの海外旅行の準備編」に続いて、今回は、「第1回、イギリス編」をご紹介したいと思います。

今回の海外旅行は、ドイツに留学している友人を訪ねるのが目的で、その前に、イギリス、フランスと訪れてから、ドイツに行きました。
イギリス
1日目(イギリス到着とミュージカル鑑賞)
成田空港から、午後1時発ぐらいでイギリスに向けて出発しました。ヒースロー空港向けの便です。
このぐらいの時間に出発すれば、イギリスには17時ぐらいに到着して、そこからすぐにミュージカルがみられるだろうと考えて、この時間に設定しました。
イギリスにはほぼ定刻に到着し、そこからまず、ホテルにチェックインをしにいき、荷物を部屋においてから、ミュージカルシアターに向かおうと考えました。
ロンドンの地下鉄で、ホテルに向かう(地下鉄職員との英会話)
到着して、始めにした英会話は、「ロンドンのSuicaのようなカード(オイスターカード)の購入と、料金のチャージ」でした。
自販機で買う実力はないと思ったのと、せっかくイギリスまで来たのだから、会話をしようと思い、少し並びましたが、窓口でオイスターカードを購入しました。
英語では、以下のように話しました。
I’d like to buy two oyster cards, and charge them 20 ponds each.
日本では、Suicaに入金するときに「チャージ」と言っているので、英語でもそういうのかと思いまして、そのまま「チャージ」と言ってしまいました。これでも通用しましたが、実際には「top up」を使うとのことです。
カードを渡されたときに、駅員さんは何か言ったのですが、まったく聞き取れませんでした。ただ、嬉しいことに、きちんと20ポンドずつ「チャージ」されてました。

この地下鉄にのって、まずはホテルにチェックインしに行きました。(荷物が重かったので。)
ホテルのチェックイン(チェックインの英会話)
ホテルは、「レスタースクエア駅」の近くにしました。
ホテルについて、チェックインです。私は最初は、「こう言われたら、こう言おう」とか事前にかなり考えていたのですが、実際には、
I’d like to check in.
と言ったら、ホテルの従業員さんに
Do you have voucher tickets?
と聞かれ、
Yes, here you are.
と言って渡したら、それでチェックインができてしまいました。
チェックインはチケットを持っていれば本当に簡単でした。
部屋について、荷物を置いてから、すぐさまミュージカルシアターに向かいました。

ミュージカルシアターが見つからない(警官との英会話)
ミュージカルは、「The Phantom of the Opera」を鑑賞しようと考えていたので、「Her Majesty’s Theatre」に行こうとしました。
「ピカデリーサーカス」まで地下鉄で行って、そこから歩いて向かったのですが、少し迷ってしまいました。警官が立っているのを見かけたので、道を聞いてみました。
Could you tell me how to get to Her Majesty’s Theatre?
と聞いたら、道を教えてくれました。この時は、きちんと聞き取れました。
そして、無事、Her Majesty’s Theatreには到着しましたが、開始10分前ぐらいでした。かなり時間がタイトで、焦りました。時間には余裕をもって行動しないとダメですね。
ミュージカルシアターにて(入場、記念品購入の英会話と、ミュージカル鑑賞)
シアターについたので、事前に購入していたチケットを渡して入場手続きしました。
I have tickets. Here it is.
といって渡したら、それで無事入場できました。
そこから、「せっかくロンドンまで来たのだから、お土産でも買おう」と思い、パンフレットの売り子さんに声をかけて、
I’ll take this.
のようなことを言ってみました。これも、普通に買うことができました。
ミュージカルは、一番前の席で見たのですが、ものすごい迫力で鳥肌が立ちました。ミュージカルを見て鳥肌が立ったのは初めてでした。
以前に、劇団四季の「オペラ座の怪人」も見たことがあって、それはそれで良かったのですが、「やっぱり、本場は圧倒的に迫力が違う。これは、全然レベルが違うなぁ。。。」と思いました。
ミュージカルが好きな方は、ぜひ、ロンドンの本場で一度、見てみることをお勧めします。本当に、これだけのために来ても損はないと思います。そのぐらい、感動しました。
あと、「一番前の席は見にくいかな。」と当初考えていたのですが、まったくそんなことはなく、むしろ、一番前の席はかなりお勧めです。

2日目
大英博物館見学
ホテルから大英博物館までは歩きで向かいました。特に迷わないで、無事到着できました。

大英博物館は、入場が無料になってました。寄付をするところがありますので、私は気持ち寄付しておきました。それにしても、入場が無料っていうのは凄いですね。
中は凄い広くて、これは1日では回り切れないと思います。展示数もかなり多く、日本の博物館とは規模が違う感じです。
時間をかけて見られれば良かったのですが、実は、次の日にはフランスに向かってしまうという、かなりタイトな旅行だったので、午前中しか見学できませんでした。
凄く大きくて、しかも、展示物もかなり充実しているので、機会を作ってまた行ければなと考えてます。
おなかがすいたので、昼食を取りに行きました。
昼食
イギリスって、実は、食事がおいしくないことで有名なんですよね。だけど、実は、結構おいしく食べられる料理もありました!

フィッシュアンドチップスを食べたんですが、これは本当に美味しかったです。
ロンドン市内観光
そこから、ロンドン市内の中心地に行って観光しました。まず向かったのは、バッキンガム宮殿です。外から見ただけで、中には入れないようでした。
バッキンガム宮殿

そこから、今度は、ビッグベンやロンドンアイがあるところにやっていきました。
ビッグベン&ロンドンアイ搭乗
ロンドンアイは、結構お客さんがならんでいたので、近くにいた従業員っぽい人に、
How long will we get on?
と話しかけてみました。今にして思えば、これは「How soon」のほうが正しいですね。
ただ、言っている内容は通じてくれて、「15分ぐらい」と答えてくれました。そのくらいだったら待っても良いと思ったので、並んで、無事、乗ることができました。
前日、到着日にミュージカルを見に行き、朝早く起きて大英博物館からロンドン市内観光に行ったので、さすがに疲れがたまってきて、まだ午後3時か4時ぐらいだったんですが、早めにホテルに帰って休むことにしました。
初日がかなり無理をしてしまった感じですが、かなり楽しいロンドン観光ができました。
ちなみに、三浦綾子さんの「海嶺」という小説を最近読んだのですが、これがめちゃくちゃ面白かったです。ちなみに、私のニックネーム「音吉」は、この「海嶺」の主人公の名前からとりました。音吉たちもロンドン観光をするのですが、一度行ったことがあったので、さらに小説が楽しくなりました。
興味ある方は、ぜひ、読んでみてください。
ホテルへ
ホテルに到着したら、ご飯も食べずにすぐに寝てしまいました。本当に疲れました。
そして、次の日は、フランスへ・・・・。
3日目(フランスへ)
チェックアウトは、
I’d like to check out.
で、追加の料金は発生しなかったので、そのままチェックアウトできました。
そこから、地下鉄で、セント・パンクラス駅(ユーロスターが出発する駅)に行こうとしたのですが、オイスターカード(Suicaのようなカード)に入っている料金が足りなくなってしまったので、自動販売機でチャージしました。
近くの駅員さんに、
Could you tell me how to use this vending machine?
と聞いたら、実際に操作しつつ教えてくれました。やはり、紳士の国イギリスは、こういうときも親切でした。
そして、さらばイギリス・・・。

まとめ(TOEIC700点レベルの英語はイギリス人に通じたか?)
訪問したところをまとめます。
- オペラ座の怪人を鑑賞(これは、本当に最高でした。)
- 大英博物館(広すぎて、本当に少ししか見れなかったです)
- バッキンガム宮殿(外から見ただけでした)
- フィッシュアンドチップスが最高でした
- ロンドンアイには無事乗れました
このような感じでした。実質、1日しかなかったのに、結構頑張ったと思います。
さて、それでは本題の「イギリス人に英語は通じたか?」です。これは、「私が話した内容は、すべてわかってもらえた。」のと、「相手の話した内容は、半分程度しかわからなかった。」が答えです。
そう考えると、よく「英語が話せるようになりたい。」と言いますが、聞く方のほうが重要だったりするなと思いました。
聞けないと、リアクションが取れないので話せないんですね。
なので、「話す」と「聞く」をバランスよく学習していく必要があると痛感しました。
また、旅行をするのに必要な会話だけであれば、「全く問題なく通用」しました。
当時、TOEIC700点ぐらいでしたので、そのぐらいの英語力があれば、海外旅行は添乗員さんなしで行けると思います。
次回は、フランスに行った時の話を紹介したいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
フランス編はこちらからお願いします。
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