えっ、40歳を過ぎてから、大学院を受験したんですか?
大学院を受験するにあたって、英語学習をしておいて良かったんですかね?
というような質問を頂くときがあります。
今回は、英語学習のメリットとして、大学院受験を取り上げます。
プロフィールや自己紹介にも書きましたが、私はシミュレーション技術者として働いています。さらに学習したいと考え、名古屋大学大学院の博士後期課程の試験を受験しました。そして、無事、合格することができましたので、今回は、英語学習のメリットとして、大学院受験についてご紹介したいと思います。
名古屋大学大学院博士後期課程受験
英語学習を継続して、なんとしても実現したかったのが、名古屋大学大学院の博士後期課程に入学することでした。
大学院の試験は、大学の学部の入学試験とは異なり、英語は民間試験の結果を使うことが多いようです。
私が調べた限りでは、東京大学がTOEFL試験を使っている以外は、おおよそ、TOEIC試験で、OKのようです。
そのようなことで、名古屋大学大学院も、英語試験として事前にTOEICを受験することが必要でした。もちろん、TOEFLでも良いのですが、こちらはかなりハードルが高いので、TOEICのほうが無難だと思います。
私は、工学研究科に入学しようと考えていたので、その他、力学などの試験がありました。修士課程に在籍中の若い人たちに交じって、おっちゃんの私も頑張って受験してみました。
名古屋大学大学院の点数換算法について
上記で述べたように、大学院入学試験をTOEIC点数で代替することが可能です。
名古屋大学大学院工学研究科の場合、以下のような式でTOEIC点数が、入学試験点数に換算されるようです。
TOEIC スコア×0.348+296=TOEFL(PBT)スコア
TOEFL(PBT)スコア-400=換算点
換算点が200点以上になる場合は、200点で打ち止めで、満点扱いになるとのことです。
出典は以下のサイトをご覧ください。
http://www.civil.nagoya-u.ac.jp/entrance/y2018/enlist2019.pdf私は、入学試験用提出したTOEIC点数が915点でした。
それを、この式に入れて換算してみます。
TOEIC スコア×0.348+296=TOEFL(PBT)スコア
915× 0.348+296=614.42
TOEFL(PBT)スコア-400=換算点
614 -400 = 214(換算点)
ということで、200点を超えているので、満点が取得できていました。
TOEIC880点ぐらいで満点になる換算のようです。
ちなみに、730点ですと、換算点が150点ぐらいになります。このぐらい取得できていれば、試験には合格できると思います。
実は、915点を取得できる前にも、865点までは取得できていました。これは、すでに満点近い点数でした。ただ、当時は英語学習を凄く頑張ってやっていたので、指導教授になる予定の先生には、「私は、恥ずかしい点数を出したくないので、絶対に900点以上に点数で提出します。」と宣言してました。
このように、自分を追い込むと、より英語学習も頑張れますよね。
「もし、とれなかったらどうするつもりだったんだ?」とはよく聞かれますが、そういうことは基本考えないようにして、点数をとれるように英語学習に取り組みました。
取れなかったにしても、先生だって人間ですから、努力は認めてくれると私は考えてました。何より、努力することが重要と思います。これは、「900点絶対取る!といって865点しか取れなかった人」と、「なんの宣言もせずに、500点しか取れなかった人」だったら、前者のほうが断然、評価してもらえますよね。
英語とは関係ないですが、専門の学力も重要です
英語に関することではないので、これは簡単に説明したいと思います。
英語よりも、実は専門分野の学力のほうが重要です。
そして、名古屋大学の場合は、社会人のおっちゃんも、若い学生と一緒に入学試験を受験させられるんですよね。
私は、座っているだけでも結構つらかったです。笑
あと、トイレ休憩とかなくて、4時間ぶっ通しで試験させられるんですよね。。。これはちょっと改善してほしいと思いました。トイレが近いおっちゃんのことも、もう少し考えてほしいですよね。
私の専門は工学でしたので、力学などをお盆休み中にがり勉しました。TOEICは前の年に点数がとれていたので、英語の勉強は済んでいたので若干助かりました。
無事、合格できました!
ということで、英語はTOEIC試験で915点を獲得でき、専門試験もお盆休みにがり勉したおかげで、何とか合格できました。
とはいえ、博士後期課程に関して言えば、「指導教授を見つける」というのが、実は結構大変なんです。
そして、その先生に、「この人は博士課程の学生としてやっていけそうだ。」と思ってもらわなければなりません。これが、結構、大変なことだと思います。
私の場合は、比較的外交的な性格がプラスに働いて、先生とよく飲みに行ったりしていたので、「この人は、おやじギャグも冴えているし、このおやじギャグのノリで何とか、博士課程を乗り切れるはず」と思ってもらえたんじゃないかと思います。
今後は、外国人と飲みにいって、英語でおやじギャグを言えて、さらに笑わすことのできるレベルを目指していきたいと思います。
まとめ
無事、名古屋大学大学院に合格することができました。それでは、今回の記事をまとめます。
- 英語は、大学院入学試験で重要な武器になる
- 名古屋大学大学院博士後期課程の入学試験を受験した
- 入学試験は、TOEIC試験で代替することができる
- TOEIC915点を取得できたことにより、試験で満点をとることができた
- 英語を武器にできたこともあり、無事、試験に合格することができた
英語を学習しておけば、いざ、「MBAを取得したい」というときや、「大学院で学びたい」というときに、すぐに受験に対応することが可能となります。
これは、とても重要なことで、なぜかといえば、「英語学習には時間がかかる」からです。
すなわち、英語学習をやっておいて、ある程度の英語力を獲得できていれば、「人生の選択肢が増やせる。」ということです。
「専門をもう少し学びたい。」とか、「海外留学したい」と考えたときに、すぐに対応することができます。
例えば、会社で海外留学制度などがあって、「~月までにTOEIC800点を取得している人が対象」というのがあったときに、すぐにレスポンスできて、チャンスを自分のものにすることができるようになります。
他にも、「英語力が高い人に海外出張に行ってほしい」と会社が考えたときにも、すぐに、立候補することができるようになると思います。
人生にはチャンスが色々ころがっていると思うんですが、そのチャンスをモノにできる人は、チャンスが来るときに備えて準備をしていた人だけだと思います。
多くの人は、チャンスが来ているのにそのチャンスに気が付かなかったり、気が付いたけども準備ができていなかったりすることが多いのではないかと感じています。
その他にも、実は、いろんなメリットが英語学習にはあるのですが、それは、今後の記事で書いていこうと思います。
私も頑張って英語学習を継続していこうと考えています。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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