
音吉さん、40歳を過ぎてからだいぶスムーズに900点を取得できたようですね。失敗はしなかったのでしょうか?

そんなスムーズに学習が進むのかしら。私は失敗談が聞いてみたいわ。
このような意見もございます。実は、私は40歳を過ぎて本格的に学習を始めてからは比較的スムーズにTOEIC900点が取得できたのですが、40歳までは学習しては挫折してというのを繰り返していました。
あまり、スムーズに学習が進んだ話だけでは面白くないと思いますので、今回は、私が若かったころに英語学習に失敗した話をご紹介したいと思います。
この記事は、以下のような方のお役に立てる内容になっています。
・学習に失敗続きで、どうやって英語学習を続けようか迷っている方。
・TOEIC高得点取得には何が必要なのかを知りたい方。
・純粋に、失敗談が好きな方。
それでは、ご紹介していきたいと思います。
モチベーションづくりに失敗
40歳までは、「英語を学習しよう!」と思って、3日坊主になってしまうことが多かったです。
その理由としては、モチベーションが明確化できていなかったと思います。
現在は比較的、「海外で技術発表をしたい。」とか、「海外に技術者の仲間をつくりたい。」とか、具体的な目標ができたから学習を続けてられますが、若いころはこれが圧倒的に足りませんでした。
若いころに考えていたのは、もっと抽象的なことで、「これからは英語ぐらいできないとダメだよな。」とか、「会社で英語をやれと言っているので、学習を始めてみようか。」といったようなモチベーションで学習してました。これが失敗の原因だったと今になっては思います。
やはり、「具体的な長期目標」を立てて、それを絶対に実現しようという、強い思い込みが重要な気がしました。
また、「短期的な成果を求めてしまっていた」のもダメだったと思います。3か月ぐらい勉強して、TOEICを受験して点数があがらないと、「やっぱ、これはダメだわ。」といってあきらめてしまってました。
「学習したこと」に対して、強い自信を持つことが重要だと思います。「勉強しても点数があがらなくても、英語力そのものは上がっているはずだ。」と思うのも重要ですし、「継続が重要なので、点数があがらなくても気にしない。」という大らかな気持ちが重要と思います。
それと、これが今、英語学習が続いている一番の要因と思いますが、「後がない。」という気持ちが40歳になって強くなりました。
30歳とか、そのぐらいの時は、まだ、人生の残りはたくさんあるような気がしていたのですが、40歳になったときに、「いつまでも人生があると思っていたら何もできないのではないか。」と考えました。
「もう、人生残り少なくなってきつつある。今が頑張り時だ。」という、そういうおっちゃんならではのモチベーションが高まりつつありました。そして、その時に、英語学習を始めて良かったと今では思います。30代の時は、本当に、この気持ちが全く足らなかったと思います。
さすがに、3日で勉強をやめてしまったことはそこまで多くはなかったですが、3か月ぐらい勉強して辞めてしまうということは多かったです。せっかく、3か月やったんだったら、「習慣化」まで持っていければ、もっと若いときに英語力を向上できていたに違いありません。
習慣化
ということで、「習慣化」が重要です。3か月ぐらい英語を学習しても、あまり英語力は向上しません。少しは向上しますが、英語学習には長い期間が必要です。
若いころは3か月ぐらい英語学習が続いても、そこで「TOEICの点数があがらないなぁ。」とか思って、学習をやめてしまっていました。
せっかく、3か月続いたのであれば、これを「習慣化」する必要がありましたが、当時は、そのようなことをまったく考えてませんでした。
これは、「モチベーションが明確化されてなかったこと」とも関係していると思います。
習慣化する上では、やっぱり、朝とか通勤時間とかに英語学習をやると良いと思います。
仕事が終わってからだと疲れている場合と、そうでない場合があるので、習慣化しにくいですし、通勤時間は平日は毎日あるので、これはかなり習慣化しやすいと思います。
若いときは、朝は遅くまで寝ていたい派だったのと、寮に住んでいたりして通勤時間がなかったので、この2つも足りてなかったかと思います。
おっちゃんになって早起きが得意になって、結婚して通勤時間が増えたために、英語学習が成功している可能性もあります。習慣化って、本当に重要ですね。最近は、「今日は英語学習しようかなぁ。」とかまったく考えずに、いわば作業として学習ができてしまっているので、これは自然と継続しますね。
環境の構築
英語を学習する環境を構築することも、若いころは全く考えてませんでした。
「会社で英語を取り扱う業務に携わる。」とか、「より英語を使う環境のところに行く。」とか、そういうのをまったく意識してませんでした。
なので、実際、英語が必要とされていない環境に自分自身いました。これだと、「英語を勉強しよう」と思うこともなくなっていってしまいますよね。
今は、自分で環境を作ることを意識しています。
例えば、「英語クラブ」などを立ち上げて、週1で英語を話す機会を作ったり、大学院の英語レッスンを受けたり、疲労解析の英文マニュアルを業務で読まなければならないようにしたりして、何かと英語に触れられる環境を自ら構築しています。
若いときは、まったく英語ができなくても困らない環境にいたのも、英語学習が続かなかった原因の一つだと思います。
学習法
学習法も、実は間違えてました。
問題集を1回解いただけで、勉強した気になっていました。そして、間違えた問題の解説を読んで、「よし、わかった。」と思ったら、その問題は「できたこと」にして次の問題に進んでいってしまってました。
そして、「問題を進められたこと」に満足感を覚えてしまっていました。
問題集を3冊やった! というのがそのまま学習した満足感につながってました。
でも、これは間違いでした。
そして、この方法ですと、学習効率が悪く、TOEICの点数もなかなか上がらないので、「点数があがらないから、学習するのをやめよう。」という悪循環になってしまってました。
今は、「同じ問題集を何度も何度も解く。」ことや、「同じ文章を何度も何度も読む。」ことをやっています。
また、英語学習における「音声の役割」を軽視していたと思います。昔は、「リスニング問題」を解くために、リスニングしかやっていませんでした。
リーディング問題を解くためには、本当に「黙読」しかしていませんでした。
これらの学習は、正直、間違いだったと思います。
私が英語ができるようになる実感があったのは、「音読」を始めてからです。音読によって、リスニングも聞けるようになり、リーディングも左から右にスラスラ読めるようになったのです。
これがなぜかは分からないですが、やっぱり、言語というものは、まず初めに音声があって、それを残せるように文字化したという、そういう言語の歴史とかかわりがあるのかもしれません。
「音読」は抜群の効果があるので、これは、やっていない方は、絶対にやってみてください。これをやらないと、できるようにならないと思いますし、できるようになるとしても、膨大な時間が必要になってしまうと思います。音読が非常に効率的な英語学習法なのはほぼ間違いありません。
つまり、「繰り返えし学習」と「音読」の二つが、かなり効率が良い学習法と思いますし、TOEIC点数もうなぎのぼりに上がっていったので、「よし、次は900点だ!」とモチベーションも上がって、学習の継続もできるようになったということだと思います。
まとめ
このように、40歳を過ぎてから、本格的に英語学習に取り組むようになる前には、いろんな失敗をしてきました。そして、その反省として、40歳からはきちんと英語学習ができるようになったんだと思います。
さて、それでは今回の記事をまとめたいと思います。
- 3日坊主が多かった。これは、モチベーションを具体化できなかったことによる
- 短期的な学習効果を求めすぎていた
- 30代のころは、「人生の締め切り」に対する意識がよわかった(いつでもできると思っていた)
- 「学習の習慣化」ができていなかった
- 「英語を使う環境に自らを置く」という努力が足りてなかった
- 学習法が間違えていた(「繰り返し学習」と「音読」をやっていないかった)
この記事を書いていて思ったのは、英語学習においては「負のスパイラル」になってしまうか、「正のスパイラル」を作り出せるか、というのが重要だということです。
今から考えると、昔は、「学習法が間違えた」⇒「点数があがらない」⇒「継続しない」⇒「習慣化できない」⇒「モチベーションが下がる」というような負のスパイラルが発生していたと思います。
今は、「効果的な学習法」⇒「点数があがる」⇒「継続できる」⇒「習慣化できる」⇒「モチベーションが上がる」という風になっていっていると思います。
そのように考えると、上のまとめ項目で、「ボトルネックを探してみる」ことをお勧めします。ボトルネックになっているところが改善すると、一気に英語学習がうまく行くようになると思います。
正のスパイラルさえできてしまえば、英語学習は楽しくなると思います。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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