音吉のブログ、TOEIC400点からの学習法しか書いてないけど、200点の人はどうやって学習すればいいの？
ということを、同僚から聞かれました。
確かに、書いていませんでした。そこで、今回は、TOEIC200点から400点までの学習法について、書いてみたいと思います。
文法（最重要）
文法をまず初めにやるのが良いと思います。なぜかというと、文法が英語の一番の基礎だからです。
また、単語学習と違い、まったくの暗記ではないので、単語よりは継続しやすいと思います。私のお勧めは、英文法を学習しつつ、英文法の参考書に出てくる単語を片っ端から覚える方法です。
TOEICで400点を取得できていない方は、文法知識が足りてない場合が多いと思いますので、まずは、中学英文法から始めることをお勧めします。
私は、社会人になって初めて受験したTOEIC試験は560点でしたが、このレベルでも、中学英文法から学習をスタートしました。そして、忘れている項目も結構あって、今から考えると、これは大正解でした。
あまり、背伸びをせずに、しっかりと基礎から進めていくのが重要だと私は思います。
560点～700点の英文法学習には、「Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリル」をご紹介しました。この本は、自分でも実際にやってみて、とてもお勧めです。
ですが、この本には「音声」が付いてませんでした。
そこで、以下のような、音声付きの英文法学習書を私は200点～400点レベルの方にはお勧めしたいと思います。
これ一冊を仕上げれば、おそらく、「文法」「英単語」「発音」のどのレベルをとっても、TOEIC400点は取得できると思います。
一冊で、文法と英単語と発音が、すべて学習できてしまうという意味で、上記のような本を私はお勧めします。
また、詳細な勉強法については、基本的にTOEIC560点からの英文法学習と同じですので、こちらをご覧ください。
英単語
TOEICの単語帳は、中学・高校の基礎的な単語は載っていなかったりします。
例えば、TOEICの単語帳で、頻出単語として、「renowned」という単語が載っていて、実際にこの単語は結構、試験には出てくるのですが、実は、「famous」のほうがよく出てきたりします。
そして、「famous」のほうが出題頻度は高いですから、これを知らずに、TOEICの単語帳に「頻出」と書いてあったという理由だけで、「renowned」を覚えても、それは効率の悪い勉強法になってしまいます。
というわけで、やっぱり、中学で習った英単語と、高校の基礎英単語ぐらいまでは習得しておいた方が良いのは間違いありません。
えっ、じゃあ、単語帳で覚えるの？
と聞かれそうですが、私は、やはり、単語帳で機械的に単語を覚えるのよりも、簡単な文章を読みつつ、単語を覚えていくことをお勧めします。
単語を機械的に覚える方もいらっしゃるようですが、よほど熱意があったり、根性がある方ではないと、続かなくなってしまうと思います。
「中学英文法」の本に出てくる英文を何度も音読して、単語を覚えてしまう作戦が私は良いと思います。
発音
発音は、「文法」のところでご紹介した参考書を使って、聞こえてくるように読むというのが良いと思います。最初から、発音記号を覚えようとしたりすると、それこそ、挫折の原因になってしまうと思います。
まずは、「聞いて、そして、自分でも言ってみる。」ことから始めたら良いと思います。
そして、それを上記でご紹介した英文法書でやれば、英文法も理解でき、単語も覚えられ、発音も身につけれることができるはずです。
結局、英語学習で重要なことは、「いろいろな参考書に手を付ける」ことではなく、「一冊の参考書を何回も復習して完璧に仕上げる」ことだと私は思います。
英語の初学者は、凄いたくさんの参考書をこなさないと、英語力があがらないと勘違いしている方が多いのですが、実は、最初にご紹介した参考書を何回もやりこめば、TOEIC400点は余裕で達成できると私は考えてます。
私がTOEIC900点を超えたときも、それまでに学習した参考書は、本当に数えるぐらいでした。
ただ、そのぶん、何回も、何回も、同じ参考書を繰り返し学習しました。確かに、何回もやればよいというのはわかっていても、色々手を出したくなるのはよくわかりますし、私も、そうしたくなりました。
そこを、ぐっとこらえて、同じ参考書を何回も、何回もやる必要があるんですね。私はこれができるようになって、英語力が格段に上がりました。
英語力を上げるために必要な参考書って、あまり多くはないと思います。
もちろん、多読ができるようになったら、どんどん英文を読み進めればよいと思うのですが、それができるようになるまでは、少ない参考書を、何度も繰り返して、理解しつつ、英語に慣れるというのが本当に重要なんですね。
また、学習は「焦らない」ことが重要です。TOEICの点数は、半年ぐらい上がらなくても、学習が継続できていれば、いつかは必ず上がるときは来ますし、もし、来なかったら、「あなたのブログを読んで学習したけど、どうしてもTOEICの点数があがらない。どうしたらよいか？」というようなお問い合わせを頂けたらと思います。
まとめ
まとめると、以下のようになるかと思います。
- 文法は中学レベルからやり直しましょう
- 単語は、文法書に出たものを徹底的に覚えましょう
- 発音は、CDや音声が付いている文法書を買って、「聞きながら音読」しましょう
中学英文法を一冊終わらせて、少し、TOEIC対策をすれば、400点は取得できると思います。
勉強法で悩んでも仕方ないので、まずは、学習を始めることが重要と思います。そして、習慣化できれば、400点はあっという間に取得できて、そこから1年ぐらい頑張れば、600点ぐらいはすぐに取得できると思います。
40歳を過ぎてから英語を学習した私でも、TOEIC560点から850点までは約1年で達成できました。なので、継続できて、学習法を間違わなければ、そのぐらいの実績は誰でも出せると思います。
まずは、英語学習を始めてみることをお勧めします。英語ができると、いろんなメリットや楽しみが待ってます。英語ができて、いろんな外国の方と話している未来の自分を想像しながら、英語学習を始めてみましょう！
英語学習すると、こんなメリットがありますというのは、以下の記事にご紹介しました。私の実体験を書いていますので、ぜひ、読んで頂けたらと思います。
英語学習はとても楽しいものだと思います。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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