英単語って、どうやったら覚えられるんじゃろうか?
TOEICの単語集、良いのないかしら?
このような悩み、ありますよね。実は、TOEIC900点を取得できた今でも、英単語を覚えるのはとても苦手です。
私は技術者なので、理論とかそういうのは結構好きなので、実は英文法は好きなんですよね。一方で、英単語は、覚えるの嫌だなぁ・・・と今でも思います。
が、そうも言ってられませんので、どうやったら覚えられるか、紹介していきたいと思います。
主に、2パターンあります。私はTOEIC700点を取得するまでは最初のパターンで覚え、今は、後で紹介する方のパターンで覚えてます。
それでは、本題に入っていきたいと思います。
ひたすら単語集で覚える(人の名前を覚えるのと同じ作戦)
例えば、10日間で100個の単語を覚えろと言われたら、皆さんはどのように覚えますか?
10日間で100個ということは、一日10個覚えればいいのね。よし、今日は10個覚えよう。
と考えたりしてませんか?これは、たぶん、効率の悪い覚え方だと思います。
しかも、10個を、意識してきちんと覚えようとすると、かなり大変ですよね。なので、私はこの覚え方はつらいので辞めました。
では、私はどうしたでしょうか?
みなさんは、「人の名前」はどのように覚えますか?例えば、転職して新しい職場に行ったときに、どうやって人の顔と名前を一致させているでしょうか?
これは、特に覚えようと意識しなくても、自然に覚えられてしまいますよね。それが何でかというと、「毎日、会うから」なのではないでしょうか?
何を当たり前のことを・・・と思われたかもしれませんが、これは英単語でも同じなんですよね。
つまり、英単語も、「毎日、会うと覚えようとしなくても覚えられる。」んですよね。
おすすめの単語集
そのやり方を、紹介したいと思いますが、その前に、おすすめの単語帳を紹介しておきます。
著者の方は、TEX加藤さんという方なのですが、この人はものすごくTOEICを研究されています。
ですので、本当にTOEICにでる単語ばかりを抽出されてます。そして、点数別に単語が分類されているので、どこまでやればよいかも明確です。
TEX加藤さんの本は、どれも良書ばかりですので、チェックしてみてください。
私は上記の本を使ったのですが、TOEICの初心者用の本が、あとから発売されています。現在の点数が400点ぐらいの方でしたら、以下の本のほうが良いかもしれません。
こちらは、基礎固め編とのことです。私は使わなかったですが、Amazonの評価も高いですし、TEX加藤さんの本なので、おそらく、良い本だと思います。
実際のやり方
私は、会社のお昼休みに、「金のフレーズ」のほうをやりました。
やり方としては、まず、音声がダウンロードできると思いますので、これをダウンロードします。
そして、あとは、単語集を見ながら、ダウンロードした音声をひたすら聞いて、口に出して言う・・・というのをやります。
お昼休みにやっていたので、そんなに時間は取れないので、例えば、1~200ぐらいまでを一気にやります。
やり始めのほうは、あまり覚えられなくてもOKです。で、これを10日間ぐらい続けます。
そうすると、単語は毎日出会うことになりますので、だんだん顔見知りになってくるんですね。
そして、音と一緒に覚えられるので、リスニングパートではきちんと聞き取れるようになります。
そして、10日間やって覚えられた単語には〇をつけて、怪しい単語に△、覚えられていない単語に×を付けます。
で、10日間やっても覚えられなかった、△、×がついている単語については、これは努力して覚えようする必要があるのと、これも、毎日、〇がつくまで覚える作業を続ける必要があります。
それと、次の200個を10日で覚える作業を一緒にやる感じです。これを続けると、1か月で600単語ぐらい覚えられることになるので、かなりの数の単語を覚えられます。
この方法をおすすめするのは、以下のような方です。
- 覚えている単語の数が少ない方
- 何としても点数を短期間で上げたい方
- 努力をいとわない方
私は、当初、このやり方である程度単語を覚えましたが、今は、この方法が楽しくないのと、やっぱり単語の覚え方として少し不自然な感じがするので、以下に述べるやり方に変更しました。
ナチュラルな方法
今現在、私がやっている方法を紹介します。これは、当たり前すぎる方法です。
文章に出てくる単語で、分からない単語を辞書で調べて覚える方法です。
えっ?そんな原始的な方法?
と思われた方もいるかもしれませんが、やっぱり、これは基本だと思います。この方法の良いところは、
- 「わからない、知りたい」と思うところから覚えるので、覚えやすい(自然な覚え方)
- 退屈しない
- TOEIC問題を解きながら覚えられるので2度手間がない
- 文章の中で覚えるので、コロケーション(単語同士の相性)もわかる
です。
やっぱり、「知りたい」と思って覚えるのと、「覚えなきゃ」と思って覚えるのでは、「知りたい」思って覚えた方が楽しいですし、自然に覚えられますよね。
あと、文章で覚えると、「コロケーション」というのですが、単語同士の相性も理解できるんですよね。
例えば、単語を1つ1つ覚えていくやり方をするとして、「possible」は「可能で」と覚えたとします。
また、「capable」も「可能で」と覚えます。
そうすると、possible と capableの違いがわからないままなんですよね。これを文章で覚えると、
It is possible to
He is capable of
みたいに、「あっ、He is possible」って英語だと言わないんだ・・・ というのが感覚で分かるようになるんですね。
単語一個一個覚えるやり方だと、どうしても、そこが弱くなってしまします。ただ、これはある程度単語を覚えてからではないと、もしかしたらできない覚え方かもしれないとも思ってます。
1つの文章に、分からない単語が10個も20個もあったら、調べるだけで大変なので、そういう場合は、最初に紹介したやり方をとるしかないかもしれません。
そして、もし、こちらの方法で単語を覚える場合でも、単語集の使い道はあります。それは、「覚えられていない単語チェック」です。
TOEICの問題集などをやりながら覚えていったけども、この覚え方だとやっぱり網羅性がないですよね。
なので、抜けている単語をチェックして、この単語を覚えるという使い方ができます。
この場合は、コロケーション云々言っている余裕はなくて、最初に紹介した方法などを使って覚えるしかないと思います。
その場合、覚えている単語に〇、怪しい単語に△、覚えてなかった単語に×をつけて、△と×を何回も確認しなおして覚えていく、というところは、最初に紹介した単語の覚え方と同じです。
まとめ
単語学習は、英語学習の中で最も大変で、もっとも面白くない学習だと私は思います。
けれども、やっぱり、単語学習は英語学習において、英文法学習と双璧をなす重要事項なんですよね。語彙力をつける努力は、どんなに英語ができるようになっても、続けていく必要がありますよね。かくいう私も、今はTOEFLの英単語を四苦八苦して覚えていっております。頑張って覚えていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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