何とか先読みできたんだけど、内容を覚えてられないんだよなぁ・・・
という悩みを持たれている方、いらっしゃるのではないでしょうか?
私も、覚えてられない問題には、かなり悩まされました。今回は、この「覚えてられない問題」について考えていきたいと思います。
悩みの具体的な説明
TOEICのPart3&4では、ひとつの問題文(音声)に対して、3つの問いが問われます。
例えば、
(1)How did the man know about the laboratory?
(2)What does the woman offer to do?
(3)Where will the man wait?
という3つ問いがあったとします。問題を解くためには、この3つの内容を覚えていて、それに対する答えを問題文を聞いて抽出する必要があります。
そういうことで、「3つの疑問文の内容を覚えておく」必要があり、これがかなり重要なんですが、「3つとも覚えているというのがなかなか難しい」というのが今回、取り扱いたい悩みになります。
かくいう私は、この問題にはかなり悩みました。
覚えておくために何をすれば良いか?
私の場合、現在は、この問題はおおよそ解決できています。英語で問題文を読んで、そのまま3つとも覚えておくことができています。
英語力そのものを上げる必要がある
英語力があがると自然に覚えられるようになるのは間違いないと思います。つまり、英語力が低いと、問題文を覚えておくことが難しくなります。
なので、TOEICでは「覚えてられるか、覚えてられないか」で英語力を計っているんだと私は考えてます。
つまり、この問題を究極的に突き詰めていくと、「英語力を向上する必要がある」というのが答えになると思います。ネイティブスピーカーの人は、何の苦労なく、問題文を3つとも覚えておけると思います。
ですので、「英語力を上げる」というのをターゲットにして、「覚えてられないのは、まだ英語力が低いのだな」とおおらかな気持ちで、英語力を向上するのに注力するのがベストな英語学習法と私は思います。
英語力を上げつつ、問題を覚えておけるようにする方法
これは地道な方法ですが、Part3と4の問題を使って、「何度も読む」トレーニングをすれば良いと思います。何度も読んで、そして、覚えてられたかを何度も確認していくというのが良いと思います。
この時に、「音読」してみても良いと思います。何度も、音読したり黙読したりすれば、Part3や4ではどのようなことが問われるか、傾向もわかるようになると思いますし、何より、「読むトレーニング」になりますので、英語力そのものを上げることができます。
私は、この方法が地道ではありますが、一番お勧めです。
覚える工夫をしよう
とはいえ、「3か月後までにTOEIC600点を取る必要がある」とか、「大学院入試のためにTOEICのスコアを大学に提出する必要がある」とか、期限が決められてしまっていて、そこまでにハイスコアを取る必要がある方もいらっしゃいますよね。
そういう場合は、以下のような覚え方をするとよいと思います。
例えば、以下のような問題があったとします。
(1)How did the man know about the laboratory?
これを「男の人、どう知った?」という風に短い日本語にして、頭の中で呪文のように何回か繰り返す方法です。
(2)What does the woman offer to do?
「女の人、何をしろ?」みたいな感じの短い文にして、繰り返す、というのをやります。
(3)Where will the man wait?
「男、どこで待つ?」みたいな感じですね。
実は、英語力が低い段階だと、これでさえ結構、難しいと思うんですが、こういう工夫をすれば、TOEICで少しでもハイスコアが必要な人は、ある程度の対策が可能と思います。
まとめ
「先読みしても、内容を覚えてられない。」という悩みについて解説してきました。
対策方法として、以下の2つをご紹介しました。
- 英語力そのものを上げる方法
- 短い日本語にして繰り返して覚えておく方法
私の意見としては、実は2の短い日本語を繰り返して覚える方法も少しはやってみたんですが、結局、これは「テクニック」なのではないかと考えて、1の英語力を上げる方法に集中しました。
やっぱり、TOEICの問題作成者は、「英語力が高いと、英語を覚えておける」というのを知ったうえで問題を作成し、受験者の英語力をうまく計測する方法を考えているんですね。
ということで、私は、「TOEICの問題を使って、英語力を向上させる方法」を一番おすすめします。
TOEICの英文は、文法から外れた変な英文とかはないですし、難しい英文もないので、まずは、TOEICの英文を使って英語力を向上する取り組みをするのが重要と思います。
「特効薬」を期待されて読んでいただいた方もいるとは思うのですが、やはり、英語学習に「特効薬」はないのだというのが、今のところの私の結論です。地味ではあるけど、しっかりと、楽しく学習を続けていくのが重要と思いますので、一緒に頑張って勉強していきましょう!
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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